商品コード: K-spro-021 - 切手千夜および1夜 Thousand nights and one night 完全セット/様々な大ぞろいのセットシート ー 小売価格 ¥650
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k_spro_021; Thousand nights and one night,
千夜一夜, complete set, セット
千夜一夜物語(せんやいちやものがたり、Alf Layla wa Layla、The Book of One Thousand and One Nights)は、アラビア語でまとめられた説話物語集である。
中世イスラム世界で形成されたアラビア語の説話集。中世ペルシア語であるパフラヴィー語で記された(「ハザール・アフサーナ」(千物語))がアッバース朝期に翻訳されたものとされる。いくつかの発展段階を経て、19世紀に現在の1001夜分を含む形で出版された。
18世紀初頭にフランスのアントワーヌ・ガランがヨーロッパで「発見」し、シリア系写本を使ってフランス語訳を行い、ヨーロッパに広く紹介された。以来、さまざまな翻訳と翻案が積み重ねられ、アラブ文学の枠に留まらない大きな文学ジャンルと言えるほどの作品になっている。
日本では1875年に早くも英語版からの翻訳が行われ、以来英語・フランス語などのさまざまなバージョンからの重訳が行われ、有名な説話は児童文学に翻案されて親しまれてきた。原典アラビア語からの翻訳は前嶋信次・池田修による平凡社東洋文庫版『アラビアン・ナイト 全18巻』がある。
目次
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1 名称
2 内容
3 原文
4 関連項目
名称
千夜一夜物語は、日本語では千一夜物語、アラビアン・ナイトとも呼ばれている。初期の翻訳においては、永峯秀樹訳『開巻驚奇 暴夜(あらびや)物語』や、日夏耿之介訳『壹阡壹夜譚』の題名も見られた。
原書名のアルフ・ライラ・ワ・ライラ(Alf Layla wa Layla) は、alfが「千」、laylaが「夜」の意味で、waが接続詞「と」であるから、直訳すると『千夜と一夜』が正しいように思えるが、これはアラビア語独特の数の数え方に起因することであって、日本語の訳としては『千一夜』の方が自然である。しかし日本では『千夜一夜物語』の名称の方が普及している。また、通称の「アラビアン・ナイト」と言うのは、この物語が初めてイギリスに紹介されたときの題名がArabian Nights Entertainments で、明治初期にアラビア物語などとして翻訳されたことに由来している(『暴夜物語』(1875年)、『全世界一大貴書(アラビアンナイト)』(1883年)など)。
内容
妻の不貞を見て女性不信となったシャフリヤール王が国の若い女性と一夜を過ごしては殺していたのを止めさせるため、大臣の娘シャハラザードが自ら王のもとに嫁ぎ、千夜に渡って毎夜王に話をしては気を紛らわさせ、終に殺すのを止めさせたという物語が主軸となっている。話佳境に入ったところで「次回はまた明日」とシャハラザードが打ち切る為、王は続きが聞きたくて別の女性に伽をさせるのを思い留まり、それが千夜続いたという。説話は、船乗りシンバッド(シンドバード、シンドバッド)のような実在の冒険商人たちをモデルにしたであろう架空の人物からアッバース朝のカリフ、ハールーン・アッ=ラシードや、その妃のズバイダのような実在の人物まで様々な登場人物が登場し、官能的な説話や戦争ものや空想的な架空の物語など多彩な物語を繰り広げる。なお、中世ヨーロッパに流布されたプレスター・ジョン伝説の中に、ジョン王からの手紙があり、その中に千夜一夜物語から仮借された内容もあると言われている。
説話はさまざまな地域に起源をもつものも多く、中世イスラム世界の社会背景が生き生きと書き出されている。
有名な『アラーウッディーン(アラジン)の魔法のランプ』と『アリー・ババ(アリ・ババ)と40人の盗賊』の話は当時主に流通していた写本にはなく、18世紀のフランス語版の翻訳者アントワーヌ・ガランが付け加えたとされてきた。しかし20世紀になってから、ガランの時代より古いとされるこれらの挿話の写本が発見された(この写本はフランス語版からの逆翻訳で、偽物だという主張もある)。また、千夜一夜物語は、成立後もさまざまな作家によって新たに挿話が付け加えられ、原典であっても複数のテキストが存在することに注意する必要がある。
The above explanation comes from 出典: フリー百科事典"ウィキペディア"