商品コード: T-lanc-s00 - 切手ランチアー Lancia フロント(片面のみ) ー 小売価格 ¥800
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T-lanc-s00
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自動車の黎明期である20世紀のはじめより、イタリアではフィアットという大きな自動車メーカーが君臨しており、大衆車から大型車までを揃えていたため、フィアット車と競合しないスポーツカーや高級車などの市場しか残されていなかった。したがって、その後に誕生するメーカーは、先進的な技術を導入した車や高性能車、スポーツカーをつくるところが多かった。その中でも代表的な高級車メーカーがランチアである。
歴史
ランチア・ラムダ
1906年にヴィンチェンツォ・ランチア(Vincenzo Lancia, 1881年-1937年)によって創立された。起業家となったモータースポーツ好きのランチアは、裕福な缶詰スープ会社の家系に生まれたので、車に若い頃から接触することができた。一時はフィアットの契約ドライバーとして活躍し、レーシングドライバーとしての才能を見せ, それに飽きたらずに1906年に自ら自動車メーカーのオーナー兼技術統括責任者となった。
1922年には、モノコック構造のボディに、先進的なオーバーヘッドカムシャフトタイプのエンジンを搭載したランチア・ラムダの大成功によりメーカーとしての地位が安定し、ランチアの名は世界各国で知られるようになった。
1950年代までのランチア一族が経営をしていた時代のランチア車は、特に高品質だとされる。それは、採算を度外視している様な、技術偏向型の経営をしていたからであるが、その経営が1955年に会社を倒産させた。このため、創業者一族は、経営から手を引き、建設やセメント業で成功していた、カルロ・ぺゼンティに経営権が移ることとなった。
1969年にフィアットの傘下に収まり、現在に至る。現在は小型車や中型車が中心のラインナップとなっているが、いずれもフィアットにおける高級車ブランドという位置づけになっている。
モータースポーツ
ランチア
参戦年度 1954 - 1955
出走回数 4
コンストラクターズタイトル 0
ドライバーズタイトル 0
優勝回数 9
通算獲得ポイント 0
表彰台(3位以内)回数 1
ポールポジション 2
ファステストラップ 1
F1デビュー戦 1954年スペインGP
初勝利 −
最終勝利 −
最終戦 1955年ベルギーGP
第二次世界大戦後は、初期のF1世界選手権にも参戦していたが、1955年に活動を休止。全てのスタッフ及び設備を、フェラーリに譲渡した。その後は世界ラリー選手権(WRC)やル・マン24時間レースなどの耐久スポーツカーレースに活躍の場を移した。1970年代から1980年代にかけて、ストラトスやデルタHFなどが世界ラリー選手権において目覚しい活躍をみせた。
日本への輸入
1990年代中盤まではマツダが正規輸入元になっていたこともあり、一部のオートザム店で販売されたこともあった。現在は正規輸入は行っていないが、かつての正規輸入元だったガレーヂ伊太利屋などが並行輸入を行っている。
主な車種
現行車種
イプシロン(Ypsilon)
ムーザ(Musa)
リブラ(Lybra)
テージス(Thesis)
過去生産された車種
アウレリア(Aurelia)
アッピア(Appia)
フラミニア(Flainia)
フラビア(Flavia)
フルビア(Fulvia)
ストラトス(Stratos)
ベータ(Beta)
モンテカルロ(Monte carlo)
ガンマ(Gamma)
プリズマ(Prisma)
037ラリー(037 Rally)
デルタ(Delta)
デルタHFインテグラーレ(Drlta HF Integrale)
テーマ(Thema)
デドラ(Dedra)
ラムダ
ハイエナ(Hyena)
Y10