Fossiles & Minerals, 化石 鉱物
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化石は、過去の生物の死骸が、何らかの形で地層の中から発見されるものである。
死骸が地層にとじ込められた後の段階で、肉などの軟体部は化学変化により失われる。従って化石には動物の骨や殻、歯などの固い組織の部分だけが鉱物に置換されて残っているものが多いが、恐竜の皮膚や羽毛の型が残っているもの、貝などの内部が鉱物で充填されたものもある。他、軟体性生物が酸素の少ない泥に閉じ込められたバージェス頁岩のような例もまれに見つかる。
また、鉱物に置換されていない例として、炭化した植物、琥珀(こはく)に取り込まれた昆虫、シベリアで発掘された生体に近いマンモス、新しい時代では貝殻がそのまま化石になるなどの例もある。2005年、アメリカでティラノサウルスの大腿骨から柔軟性を残した血管や骨細胞が発見され、どのくらい組織が残されているか注目されている[1]、[2]、[3]。
生物体それ自体だけでなく生物活動の跡も生痕化石といわれ、化石の一種である(足跡、巣穴など)。生痕化石は、生物本体の化石よりも重要ではないと考えられるかもしれないが、必ずしもそうではない。生物体化石では分からないことが、生痕化石から判断できる場合も多くある。発達した生物が多く現れる古生代カンブリア紀の始めを示すのは這いあとの生痕化石であり、恐竜の行動様式が判るのは足跡の研究の成果である。動物の排泄物の化石(糞化石)も存在し、その動物の消化器官の様子や、餌にしていた生物を知る手がかりとなる。恐竜の卵の化石も、一箇所に大量に見つかるなどで恐竜の行動様式をうかがい知る手がかりの一つになっている。
いずれにせよ、化石としてのこる生物は、その部分、条件、その他きわめて限られた場合だけである。また、化石から分かる情報もそれなりに限られたものである。しかし、過去の生物を直接目にすることは、化石を通じてしか行ない得ない。それゆえ、進化という考えの起源の一つが化石研究であったのは当然である。しかしながら、化石からは何でも分かるわけではない。生物の世界全体を見渡せば、化石から系統関係に関する知識を汲み出せるのは動物界と植物界だけに限られると言っていい。菌界、原生生物界、細菌類の化石も出るには出るが、微化石として多産するもの以外については、ごく断片的な知識しか得ることができない。
なお、雨の水滴の痕跡と思われるものを「雨の化石」といい、波が海底に作った漣痕を「波の化石」と呼ぶが、正しくはこれらは化石ではなく、比喩的な表現である。
鉱物(こうぶつ)とは、一般的には、地質学的作用により形成される、天然に産する無機質の結晶質物質のことを指すが、有機質の結晶や人工結晶も含まれる。生物起源である鉱物も存在する(生体鉱物)。また非晶質物質でも鉱物と呼ばれる例外もある(オパール、コハク)。また、広義には、動物、植物以外の自然物のことをさし、石油、地下水までも鉱物に含められる場合がある。しかし、鉱物学では天然に産出する無機質の結晶構造をもつ物質のことを鉱物と定義している
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